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2010年3月31日 (水)

スロポジ修理(むしろ破壊

最近多めですがハチロクネタです

3 今回はコレです。スロットルポジションセンサ(以下スロポジ)です。

ある日走行していると、アイドリングが下がり過ぎて(500~800)安定しなくなってしまいました。症状からすると、スロポジ調整中にアイドル接点に入らない状態にした時と同じです。このスロポジ、スロットルが少しでも開いたらアイドルが切れる様に攻めて調整すると、後でアイドルに入らなく事があるクセがあります。またその症状かなと甘く見ていました。

 

5 4  とりあえず取り外し。番号は89452-28010。そしてコネクタのメモ。

で、外した時にレバー?が30度程回った状態になっていました。スロットル軸から出ているアームから外れたのかな?と一瞬思いましたが、良く良く見てみるとスプリングリターンでスロットルからは押されて回るだけです。

 

 

7 8 9 10  E2-IDL間ONで約20Ω、OFFで開放。

 E2-VTA間で約200Ω~5kΩと電気的には正常。

 

11 しかし、レバーの回転が渋くて自力(スプリング)で戻れない状態です。シャフト部分を拝む必要が出てきましたので分解開始。蓋?を開けに行きますが、コネクタ部分が素直に取れそうにありません。イヤな予感はしましたが、開けないと話が進まないので強行。そして予感的中…基板のパターンをだいぶ破損してしまいました。もう分解を通り越して破壊モードです(^^;;

 

13  摺動子(ブラシ)はマルチワイヤーで簡単に曲がるので注意。レバー側の軸の先端が焼き潰されて固定されているので、削り取って分離。すると、シャフトの磨耗カスか潤滑剤の慣れの果てか判りませんが、きな粉状の物質が詰まって動きが悪くなっていました。

 

 

16 17

 シャフト周りを清掃してグリスアップ。使っているのはリチウム系グリスです。回転が渋くならない程度に組み付けて軸を焼き潰して固定。スプリングを組むのを忘れると面倒です(笑

 

 

151 残ったパターンを使ってリード線をハンダ付け。そしてコネクタ側にハンダ付けして接続。線は適当に折り畳んで蓋してしまいます。

 

2 蓋に基板とパッキンが付いているので、閉めて爪が付いていた辺りのプラを溶かしてロック、コネクタ側はタイラップを掛けて固定するだけで済ませました。

以上で見違えるほどにスカスカ回るようになりました。スロットルを閉じる方向でスロポジが付いて来なかった訳で、ECUから見てスロットル開のままインマニ圧が下がるという事は…燃料増量でしょうかね?燃費改善になれば良いなと。あと、スロポジが渋いのをスロットル軸経由で無理に回す訳ですから、軸の磨耗等に繋がりそうでもあります。

先のアイドル接点位置を調整してもズレて入らなくなる症状がある時は、スロポジのシャフトが渋くなっている疑いがありそうです。
ちなみにスロポジ調整は、エンジンを回した状態でスロポジをずらして、回転の様子が変わる所を探して固定しています。アイドル接点位置を出すだけですし…(良いのかそれで?

 

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コメント

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