FM-TOWNS/FE バッテリー交換
昔使用していたPCを処分する事にしたので、HDDの中身をサルベージして消去をしようと同系列の機械であるTOWNSに火を入れたのですが様子が変です。HDD腐ったかなーと勘違いしつつOSの入れ直しを試みますが上手く入りません。というかこの機械CドライブにHDDが割り当てられた記憶が(怪しいけど)無いのですがCドライブのHDDが出来ています。そして電源を入れ直す度に起動ドライブが変わったりしています。
そう、このPCは起動ドライブ、ドライブレター割り当て等の情報をいわゆるC-MOSで保持しているのでした。いい加減年数が経っていますのでバッテリーが腐っていると予想して、とにかく様子を見に行きます…
縦型のTOWNSは2次電池だった気がするのですが、この白TOWNSは1次電池が使用されています。良く見るCR2032とかと比べると、かなり厚い品種が使われていますが、基板に直接ハンダされていますし何年くらいの寿命設定だったのか気になるところではあります。で、案の定カラッポになっていました。
メインボードまでひっぺがしてボタン電池ホルダーごと良く見るタイプの電池に交換してしまいます。+側は穴が2つ有るのですが、片方は固定専用の様ですので(回路オープン)意味がある方を使って取り付けます。ちなみに電池ホルダーは、コンデンサー液漏れで使用不能になったKA7-100からの外し品だったりします(^^;
ここからは分解の逆手順になります。どれだけ電池を交換する気が無いかが理解出来るかと思います(ぉ
ストレージと拡張ボード用ドーターボード取り付け
CD-ROMはスピンドル部分のサスペンション(蛇腹ゴム)がヘタって沈んでしまい、ディスクがトレイに接触する状態でしたので、詰め物(今回はゴム板)で調整して復帰させています。
HDD、拡張ボード用ドーターボード固定板、前面パネル取り付け
パネルへの配線に注意。
CPUはボードで交換可能とされていました。サードパーティ製のAm5x86-133搭載ボードが載っています。メモリはスイッチ切替でDOS/V用SIMMが流用可能になっていました。PCIになっていれば…なんて言うのは贅沢でしょうかね(^^;
バッテリーを交換してからは怪しい動作は無くなって、再インストールも問題なく終わりました。486マシンってwin95を入れるだけでも30分以上掛かったのですね…懐かしさと新たな驚きを感じました(笑 サルベージはF社N社製HDDについては成功。Q社は2台ともアウトでした(泣 M社OEMのはどうのこうのという噂が当時有ったのを思い出しました(^^;
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