AG-H350メンテ(その3
今回はTEAC製のAVレシーバーAG-H350の修理記事その3になります。
その2はこちら
今度は写真の日付より2015/9の出来事
デジタル音声入力がロック外れしてみたり、デジタル音声入力の切り替えをすると電源が切れてみたりと怪しい動きをするので、電源周りを探検しに行ってみます。
電源回路周辺のケミコンを総当りでチェックします。大きなサイズの物は比較的劣化が少なかったのですが~*新兵器LCRメーター*
このケミコンなどは規定の1/10も無い状態です。ブロック毎にツェナー分圧トランジスタバッファの電源が付いているのですが、ツェナー電流をケチ?ってるのかパラのコンデンサでリップルフィルタ的な動作になっているらしく、ここのコンデンサが干上がると負荷が増えたとき出力が落ちます。
で、外してはチェックを繰り返したところ判明したのは、アンプ上部で熱に炙られているケミコン程良く抜けているという事でした(笑)そうと判れば手持ち部品で交換できる所をひたすら交換。
しかしやたらと使われているケミコン多くてごく一部を交換して終了。結果はまだ変な感じ? 直りきってないですねorz前回ミューティングリレーがアウトだったのでフタを開けたついでに交換。秋葉原調達のオムロン製はピッチが合わなかったので細工して搭載します。
リレーの接点にもエージングが入ります。というか入るのを今回初めて知りました(笑) オリジナルのOEG製の物で1ヶ月少々、今回のオムロンG2Rで2週間ほど妙な音が出ていました。
音声系のケミコンも抜けまくっていたので交換していったのですが、手持ちが弾切れになってしまったのでorz さらに続きます。。。
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